便秘の要因とか種類・症状とか

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便秘の原因として、「器質性便秘」と「機能性便秘」の2つの
原因があるとお伝えしました。

では、この原因をもたらしている要因はなんでしょう。

調べてみました。


便秘の要因

私も経験がありますが、便秘になると腹痛のほかにも
様々な自覚症状が出てきます。

便秘が悪化すると、と吐き気をもよおしたり、腸に残便感を
感じたり、お腹に膨満感を感じたり、下腹部に痛みを感じたり
することがあります。

さらにひどくなると食欲がなくなり、めまいなどを起こすこと
もあります。

これらの要因と考えられてものとしては3つの理由があります。

1つ目の理由は「植物繊維の不足」です。
便秘になるとよく繊維系のものを食べなさいと親から言われた
事があります。
植物繊維を食べ物から適度にとることは体内バランスを整える
意味でもとても大切な事なんです。

2つ目は、体のホルモンバランスが崩れている時に便秘が
起きやすいのです。

3つ目の理由は、服用している薬の副作用です。
現在服用している薬があればその副作用について調べて
見るとよいでしょう。
特に鎮痛剤やカルシウム剤、鉄剤、利尿剤、抗うつ剤など
は副作用として便秘が指摘されています。

そして4つ目の理由として、精神的な理由が挙げられます。
ストレスを抱えて心配事があったり、新しい環境になった
ばかりで極度の緊張感があったりすると消化器官に異常を
きたして便秘や下痢になることがあります。

その他加齢によっても便秘が起きやすい体質の人や職業
や生活環境によるものもありますが、概ね以上4つの理由
が外的要因を考えられています。

 

便秘の種類と症状

では、4つの要因で起きやすい便秘の種類・症状は

どういったものがあるのでしょうか。

老廃物を排泄しないのですから、体にとっては障害となって
しまう悪性の便秘と、まったく問題ない平気な便秘があります。

特に悪性の便秘だと最悪大腸ガンに発展してしまう可能性も
あります。

他にも便の通り道である直腸でガンになったり、腫瘍ができ
たり、腸軽症なものとしては痔があります。
便秘すると当然便が固くなるので、排泄時肛門に負担を
かけるので痔になる可能性が高くなります。

自覚症状としては便を排泄するときに肛門に痛みを感じ
ることです。
ガンの場合の自覚症状は血便がでることがあります。

このほか原因がわかっていない病気もあります。
原因不明の便秘に関しては「常習性便秘」と言われて
います。

この常習性便秘は、日頃から便をためる人で本人には特に
自覚症状がないため「弛緩性便秘」と言われています。
これは大腸の運動機能低下によって腸の中に便が停滞し
停滞中に水分を含んで便が固くなり排便が困難になって
しまうものです。

そのほかに、本人には自覚症状あるもので、便秘の都度
頭痛がしたり、吐き気を催したり、めまい、不眠などの
症状が現れる「痙攣性便秘」があります。

この二つの便秘については治療方法が違うので区別して
扱う必要があります。


便秘の治療方法は和食にあり

薬で治療すのも良いのですが、その前に食生活を見直すことも
大事です。

便秘に良い食事とはどのようなものでしょうか?
それは「和食」です!

和食でご飯を主食として食べるのが便秘にとっては最もいい
食事と言われています。

ご飯の中にはでんぷんが多く含まれています。
このでんぷん難消化性のでんぷんのため、便秘を予防する
には最適の食材です。

サラダをとって野菜を多くとるよりも、和食の副食として
煮物やお浸しを食したほうが多くの植物繊維をしっかりと
採ることができます。

野菜の1日の必要摂取量は350ℊ以上をされています。
しかし近年若者を中心として野菜の摂取量が極端に少ない
と言われてきています。

これは。便秘だけでなく、国民の健康維持のためにもよくない
傾向ですね。

便秘を予防し、便量を維持していくためにも最低片手一杯分
は野菜摂取が必要なんです。

さらに、昆布屋やわかめなどの海藻類やごぼうやニンジン
などの根菜類、しいたけ、しめじなどのきのこ類などを一品
としてプラスするとベストな食事となります。

食後にはビタミンCやペクチンをたくさん含んでいる果物を
デザートとして食べるとさらに効果があります。
これらのかんきつ類には腸を刺激する効果があるため便秘解消
にも効果があるとされています。

合わせて、これがあれば更なる効果が期待できます。

レシピ不要。
いつもの食事にスプーン1杯混ぜるだけ。

 

まずは食事のとり方を見直してみましょう。
一日三回きちんと食事を食べること。

そして和食中心の食事で腸をさっぱりきれいにして快便を
目指しましょう。
便秘に悩んでいる人はさっそく実践してみてください。